甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。



みんなに内緒で、保健室でイケナイコトしてる。


「……わかる? 叶琳のせいで俺の身体熱くなってんの」


シャツ越しに触れた夜紘くんの身体は、だいぶ熱い。


それに、心臓がバクバク鳴ってるの。


「……いま叶琳のこと欲しくてたまんない」


「はつ、じょう……してるの?」


夜紘くんの瞳がいつもと違う。


熱くて余裕がなくて……もの欲しそうな瞳。


それに……甘い匂いがふわっとする。


「叶琳が可愛すぎるから」


そんな瞳で見ないで……。


心臓がドクッと激しく跳ねて、甘い熱に誘われそうになる……。


「……けど、叶琳が嫌なら我慢する」


なんとか理性を保とうとするのに。


夜紘くんの瞳が……そんなの許してくれない。

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