意地悪王子には騙されない。
李音「ほら行くよ」
まだ強く握られていた手をもう一度引かれて、建物の中に入って行く。
お洒落な空間に、目を輝かせる真優。
蒼人のことなんて、衝撃がありすぎて少し忘れ始めていた。
李音「席、どこ座ろうか?」
真優「ほ、本当にいいの?」
李音「当たり前だよ、だって真優ちゃん僕の婚約者なんだから」
真優「へっ?そ、そっか」
(一応そういうことになってるんだっ
た……!!)
キョロキョロしながら李音は、窓辺の景色のいい席に真優を誘う。
李音「そっち、座って」
真優「う、ん」
店員に椅子を動かしてもらい、座った真優。
初めての光景に、ワクワクが止まらなかった。
そして何より、チョコレートのいい匂いが堪らない。
李音「じゃあまずは、パフェから食べる?」
真優「ぱ、パフェ……!?」
李音「もちろん、チョコレートの」
真優「いいの!?」
目を輝かせる真優。
李音「もちろんだよ、告白頑張ったまーちゃんへのご褒美」
真優「ありがとう……!!じゃあお言葉に甘えて食べさせてもらいたいです……!」
李音「ふふ、目キラッキラで可愛いね。もう頼んであるから安心して」
真優「へっ?いつのまに……!」
(す、すごいなぁ……色々と)
少し焦りながらも、どこか嬉しそうな表情をする真優が愛おしい李音。
まだ強く握られていた手をもう一度引かれて、建物の中に入って行く。
お洒落な空間に、目を輝かせる真優。
蒼人のことなんて、衝撃がありすぎて少し忘れ始めていた。
李音「席、どこ座ろうか?」
真優「ほ、本当にいいの?」
李音「当たり前だよ、だって真優ちゃん僕の婚約者なんだから」
真優「へっ?そ、そっか」
(一応そういうことになってるんだっ
た……!!)
キョロキョロしながら李音は、窓辺の景色のいい席に真優を誘う。
李音「そっち、座って」
真優「う、ん」
店員に椅子を動かしてもらい、座った真優。
初めての光景に、ワクワクが止まらなかった。
そして何より、チョコレートのいい匂いが堪らない。
李音「じゃあまずは、パフェから食べる?」
真優「ぱ、パフェ……!?」
李音「もちろん、チョコレートの」
真優「いいの!?」
目を輝かせる真優。
李音「もちろんだよ、告白頑張ったまーちゃんへのご褒美」
真優「ありがとう……!!じゃあお言葉に甘えて食べさせてもらいたいです……!」
李音「ふふ、目キラッキラで可愛いね。もう頼んであるから安心して」
真優「へっ?いつのまに……!」
(す、すごいなぁ……色々と)
少し焦りながらも、どこか嬉しそうな表情をする真優が愛おしい李音。