意地悪王子には騙されない。
華恋「朝から李音くん見ないんだけど、どこにいるか知ってる?」
真優「えっ?ううん、私も知らないの」
華恋「そっか……ありがとう、じゃあね!」
真優「う、うん」
(李音くん探してたのかなぁ?)
行ってしまった華恋。
李音「んー……ま〜ちゃん」
真優「え?李音くん!?」
どこからともなく現れた李音。
とても眠そうに目を擦っている。
李音「一緒に図書室行かない?」
真優「えっ?なんで?」
李音「んー、暇だから」
真優「えー……」
(確かに読みたい本はあったけど……)
李音「お願い、ま〜ちゃんが欲しがってたチョコレートケーキ買ってあげるから」
真優「ううっ……わ、わかったよ……」
(まんまと釣られてしまった……)
蒼人「やっぱ仲良いな」
はぁとため息をついた真優に蒼人が口を開く。
真優「そっ……!?そんなことないよ!」
蒼人「そうか」
真優「う、うん」
2人が喋る光景を見て、李音の眉間にシワを寄せられる。
李音「真優きて」
真優「え?」
腕をぎゅっと掴まれて、また強いその力に対抗できず、図書室へと連れて行かれてしまった。
○図書室
李音「ん〜誰も人いないねぇ〜」
真優「本当だ。じゃあ私本読んでてもい——」
そう言おうとすると、手首をぎゅっと握り締められて、椅子に座り迫られる。
真優「えっ?ええっ……!?」
李音「真優、なんでアイツと喋ってたわけ?」
真優「あ、アイツってあおくんのこと?」
李音「名前呼ばないで」
真優「えええっ……」
(急にどうしたんだろう……)
真優「えっ?ううん、私も知らないの」
華恋「そっか……ありがとう、じゃあね!」
真優「う、うん」
(李音くん探してたのかなぁ?)
行ってしまった華恋。
李音「んー……ま〜ちゃん」
真優「え?李音くん!?」
どこからともなく現れた李音。
とても眠そうに目を擦っている。
李音「一緒に図書室行かない?」
真優「えっ?なんで?」
李音「んー、暇だから」
真優「えー……」
(確かに読みたい本はあったけど……)
李音「お願い、ま〜ちゃんが欲しがってたチョコレートケーキ買ってあげるから」
真優「ううっ……わ、わかったよ……」
(まんまと釣られてしまった……)
蒼人「やっぱ仲良いな」
はぁとため息をついた真優に蒼人が口を開く。
真優「そっ……!?そんなことないよ!」
蒼人「そうか」
真優「う、うん」
2人が喋る光景を見て、李音の眉間にシワを寄せられる。
李音「真優きて」
真優「え?」
腕をぎゅっと掴まれて、また強いその力に対抗できず、図書室へと連れて行かれてしまった。
○図書室
李音「ん〜誰も人いないねぇ〜」
真優「本当だ。じゃあ私本読んでてもい——」
そう言おうとすると、手首をぎゅっと握り締められて、椅子に座り迫られる。
真優「えっ?ええっ……!?」
李音「真優、なんでアイツと喋ってたわけ?」
真優「あ、アイツってあおくんのこと?」
李音「名前呼ばないで」
真優「えええっ……」
(急にどうしたんだろう……)