意地悪王子には騙されない。
第七話
とある日の夜。

○李音自宅・リビング


2人はある相談をしていた。


真優「って言うことで……これから、学校で関わるのはやめたいと思うの」


視線が気になる、恥ずかしい、目立ちたくないという理由から、そう提案していた。


李音「うーん、だけど僕もま〜ちゃんと一緒にいれないと死んじゃうしなぁ」

真優「そういうのいいから!」

李音「本当だよ」

真優(ま、真顔でそう言われると……)


もう李音がなんなのかよくわからなくなり出してる。


真優「……やっぱり、女遊びを私でするのはやめて欲しいなって……」

李音「女遊びじゃないよ?ま〜ちゃん遊び」

真優「そういうところ!本当私をバカにするのが好きなんだね!」

李音「そんなことないよ」
  (だってま〜ちゃん可愛いんだもん)

真優「嘘……!李音くんのバカ」


頬を膨らましながら、真優の不貞腐れた表情が可愛くてにやける口元を隠す李音。


李音「ふーん。じゃあいいよ。そのかわり、寂しくなっても知らないからね」

真優「寂しくなんてならないよ!」


なんだかんだもう何日も李音と距離が近い日が続いたので、少し違和感はできるかもしれない。

でもむしろ真優は清清していた。



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