この感情が好きに変わるまで
STEP1
ピピピ…ッ。
アラームで目が覚める。
ゆっくり起き上がり、今日もまた1日が始まる。
「朝ご飯準備しなきゃ……」
私は眠たい目を擦りながら部屋を出て洗面所へと行く。
「冷たっ!!」
冷たい水で顔を荒い、うがいをする。
メイクはご飯食べ終わってから!
「よしっ!!」
私は袖をまくり、冷蔵庫を空け食材の確認をする。
「ん〜っと…」
卵はあるな。
それにパンもおるから卵エッグとトーストでいいよね?
献立が決まるとすぐに必要な食材を取り、私は料理をする。
「えっと確か甘い卵派だったよね?」
同室の人の好みに合わせて私は卵を甘めに作る。
フライパンに卵をといたものを入れて軽く混ぜる。
「ん〜、いい感じ!」
そして火を止めて、お皿にうつして完成。
「やった!」
綺麗にできたことに内心喜んでいると扉のガチャという音が聞こえた。
「おはよ〜」
「あ、おはよう!ちょうどご飯の準備できたよ!まあ、パンだけどね!」