この感情が好きに変わるまで
でもこのままじゃ…七瀬が!
俺は必死に言葉にした。
「えっと、指原のこと…残念、だったな。でも…七瀬のこと思ってくれるやつはちゃんといるから!」
なんて言えばいい?
七瀬を励ますためにはなんて言えばいい?
「七瀬、俺は…」
「うん、大丈夫だよ…私。大丈夫だから、心配しないで…上桐」
扉越しに聞こえた久しぶりに聞いた七瀬の声。
「七…瀬」
「大丈夫だよ」
そう言って七瀬は扉を開けた。
「心配しないでよ、上桐」
「っ!!」
七瀬は笑った。
前も細かったのにもっと…細くなって…とても弱々しくて…今にも倒れてしまいそうだった。
どうしてこんな時でもお前は笑うんだよ。
「七瀬…眠れてるのか?」
俺がそう聞くと七瀬は口を開いた。
「半分寝れて半分寝れてない…かな?目を瞑るとね、あの日の湊くんがいるの。まるで寝るなって言われてるみたい、だよね」
と宙を見て言う七瀬。
これが本当にあの七瀬なのか?
いつもヘラヘラと笑っているあの七瀬…?
俺は必死に言葉にした。
「えっと、指原のこと…残念、だったな。でも…七瀬のこと思ってくれるやつはちゃんといるから!」
なんて言えばいい?
七瀬を励ますためにはなんて言えばいい?
「七瀬、俺は…」
「うん、大丈夫だよ…私。大丈夫だから、心配しないで…上桐」
扉越しに聞こえた久しぶりに聞いた七瀬の声。
「七…瀬」
「大丈夫だよ」
そう言って七瀬は扉を開けた。
「心配しないでよ、上桐」
「っ!!」
七瀬は笑った。
前も細かったのにもっと…細くなって…とても弱々しくて…今にも倒れてしまいそうだった。
どうしてこんな時でもお前は笑うんだよ。
「七瀬…眠れてるのか?」
俺がそう聞くと七瀬は口を開いた。
「半分寝れて半分寝れてない…かな?目を瞑るとね、あの日の湊くんがいるの。まるで寝るなって言われてるみたい、だよね」
と宙を見て言う七瀬。
これが本当にあの七瀬なのか?
いつもヘラヘラと笑っているあの七瀬…?