この感情が好きに変わるまで
みっちゃんがとても不安そうな心配した顔をしていた。
きっと私のせいだよね?
迷惑かけてばかりでごめんね…。
みっちゃんは私の背に手を回して場所を移動した。
「みっちゃん、私…怖いの」
「怖い?なにが…」
あの時の上桐、とても真剣だった。
もしかしたらって嫌な想像をしてしまう。
私は恐る恐る口を開く。
「…もしかしたら私、上桐にペア交換を言われるかもしれない」
と言うとみっちゃんはポカーンと間抜けな顔になっていた。
「え?ペア交換…?」
みっちゃんは意味がわからないと言いたげな表情をしていた。
「私言われたの。テストで1位取れたら大事な話があるって」
その雰囲気はまるで怪談話でもしてるかのような雰囲気だった。
みっちゃんはなにか言いたげだが黙ってそのまま私の話を聞いていた。
「すごい真剣な顔だったから絶対私フラれるんだよ!」
と私の中で答えが導き出された。
「そ、そうかな?」
みっちゃんは否定的な意見だった。
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