カフェとライター






俺が利用させてもらうだけだけど。


その代わりに憂がお世話になっている会社に、工藤戒李の独占を勝ち取った事実と売り上げが謝礼だ。



力技で俺は、水野憂の1ヶ月の期間を貰えた。



あの時と同じように、人の目を気にするとこも変わんなくて。距離を取ろうとする。

だけど、俺は。もうあの時みたいに子供じゃない。

みすみす逃すなんてこと、もうしない。



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