be your star.
星は嫌になるくらい見えるけれど、流れる星は無い。
「英語だとシューティングスターで、確かに現在進行形だ」
「シューティングって、どこかに向かってるってことなんですかね」
「そもそも、シュートする奴がいるってこと?」
話しながら流れ星について思いを馳せてしまった。
シュートする者の存在は分からないけれど、誰かがあの恒星を投げているのを想像する。
「もしかしてツバキさんって、流れ星?」
消費する側とされる側。
そう言っていたのを思い出す。
「え?」
「いや、投げられる側だったのかなって。やっと実感したと言いますか」