ファンタジー
完
安野 吽/著
書籍化原作
- 作品番号
- 1687007
- 最終更新
- 2023/01/27
- 総文字数
- 154,629
- ページ数
- 341ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 2,824,539
- いいね数
- 621
【2023/1/5、スターツ出版ベリーズファンタジー様より発売されました書籍の、改稿前のWEB版となっています】
フィースバーク侯爵家の三女として生まれたリュミエールは、ある日、悲しい夢を見て目覚める――。聖女の血筋であるにもかかわらず、何の能力も持たず『空っぽ聖女』、『亡霊令嬢』などと周りの貴族、両親や姉達にさえ揶揄、冷遇されていた彼女。しかし、その容姿だけは誰よりも血筋を受け継いだ為、王太子の婚約者として選ばれることとなった。その日は王太子の誕生日で、生誕祭の会場に赴いた彼女だったが、なんとその場でいきなり婚約破棄を叩きつけられ、腹違いの姉のサンドラが知らぬ間に彼とただならぬ関係になっていた事を知る……。悲嘆にくれ気を失う彼女を救ったのは冷血と名高い銀竜公爵と呼ばれている男性で……その後、日を置かずに彼から婚約の申し出があり、リュミエールは支度金と引き換えで追放されるかのように家から追い出されるのだった……。
絶望にくれながら訪れた嫁ぎ先の公爵家だったが、そこで出会ったのは彼女に好意的な人々ばかりで……日々彼女は塞いでいた思いを解きほぐされ、楽しい日々を過ごしながら、やがてぶっきらぼうだが素直で努力家の銀竜公爵との距離も近づいてゆく。だがそこに、実家から茶会の誘いがあり、そこには王太子とサンドラも訪れるという――。
これは、聖女として失格だと蔑まれていたリュミエールが、自分を取り巻く不遇な環境から解放され、幸せをつかみ取るまでの物語。
フィースバーク侯爵家の三女として生まれたリュミエールは、ある日、悲しい夢を見て目覚める――。聖女の血筋であるにもかかわらず、何の能力も持たず『空っぽ聖女』、『亡霊令嬢』などと周りの貴族、両親や姉達にさえ揶揄、冷遇されていた彼女。しかし、その容姿だけは誰よりも血筋を受け継いだ為、王太子の婚約者として選ばれることとなった。その日は王太子の誕生日で、生誕祭の会場に赴いた彼女だったが、なんとその場でいきなり婚約破棄を叩きつけられ、腹違いの姉のサンドラが知らぬ間に彼とただならぬ関係になっていた事を知る……。悲嘆にくれ気を失う彼女を救ったのは冷血と名高い銀竜公爵と呼ばれている男性で……その後、日を置かずに彼から婚約の申し出があり、リュミエールは支度金と引き換えで追放されるかのように家から追い出されるのだった……。
絶望にくれながら訪れた嫁ぎ先の公爵家だったが、そこで出会ったのは彼女に好意的な人々ばかりで……日々彼女は塞いでいた思いを解きほぐされ、楽しい日々を過ごしながら、やがてぶっきらぼうだが素直で努力家の銀竜公爵との距離も近づいてゆく。だがそこに、実家から茶会の誘いがあり、そこには王太子とサンドラも訪れるという――。
これは、聖女として失格だと蔑まれていたリュミエールが、自分を取り巻く不遇な環境から解放され、幸せをつかみ取るまでの物語。
- あらすじ
- ※小説家になろう様でも掲載させていただいています。
※◇は他者視点のお話になっています。
目次
-
- 銀色の竜の夢
- 王太子生誕記念パーティー
- 婚約破棄
- 実家からの追放
- ◇反逆の決意(第二王子ロベルト視点)
- ハイネガー伯爵
- 公爵の城と、大きなシスター
- ハーケンブルグ公爵
- ◇銀竜公爵の憂鬱(フレデリク視点)
- 侍女パメラ
- ◇教育係として(パメラ視点)
- 問題の発覚
- 始まった新たな生活
- ◇カシウスとサンドラの企み(宰相ルビディル視点)
- 手掛かりを求めて
- 上手くいかない二人
- ◇フィースバーク領での狩猟(レクシオール視点)
- 小公爵という猫
- 突然の不調
- ◇懲りない王太子(宰相ルビディル視点)
- 拒絶する背中
- 小公爵の導き①
- 小公爵の導き②
- ◇在りし日々〈レクシオール視点〉
- 本当のこと
- ◇幸せの確信(フレデリク視点)
- 二人の誓い①
- 二人の誓い②
- 茶会への招待
- 三家合同茶会①
- 三家合同茶会②
- 三家合同茶会③
- 琥珀の指輪
- ◇私欲の王子、挺身の王子(カシウス、ロベルト視点)
- 王都への招致
- レクシオールの危機
- 不徳の代償
- 裁き
- セルバンとシュミットル
- 真昼が丘の祝福
- 〈エピローグ〉いつまでも幸せに
- 【おまけの番外編】アップルパイ
書籍情報
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