【WEB版】空っぽ聖女と婚約破棄されましたが、真の力が開花したのであなたなんてこちらから願い下げです!~義姉に全て奪われたけど、銀竜公爵からの溺愛が待っていました~
レクシオールは店員を呼び寄せると耳打ちし、何かを取りに行かせた。
「何か買われるのですか?」
「何を言っている……決まっているだろう」
リュミエールのその問いかけに、レクシオールは意外そうに片方の眉を上げる。
「婚約指輪だ。といっても、もう注文してあるので受け取るだけだがな」
「えぇっ!」
彼はこの時の為に、パメラにリュミエールの指のサイズを聞き、密かに発注をかけておいたのだ。やがて店員が奥から一つずつ、箱を持って出て来る。
「ご注文の品はこちらにございます……どうぞお確かめくださいませ」
それぞれの箱から現れたのは、シンプルだが美しく輝くブルー、そしてイエローのダイヤモンドの小さな指輪達。
リュミエールは信じられないという顔でレクシオールを見上げ、彼はそんな彼女をおかしそうに笑った。
「そんなに驚くな……俺からのせめてもの気持ちだ。言葉で表すのは苦手だからな」
「何か買われるのですか?」
「何を言っている……決まっているだろう」
リュミエールのその問いかけに、レクシオールは意外そうに片方の眉を上げる。
「婚約指輪だ。といっても、もう注文してあるので受け取るだけだがな」
「えぇっ!」
彼はこの時の為に、パメラにリュミエールの指のサイズを聞き、密かに発注をかけておいたのだ。やがて店員が奥から一つずつ、箱を持って出て来る。
「ご注文の品はこちらにございます……どうぞお確かめくださいませ」
それぞれの箱から現れたのは、シンプルだが美しく輝くブルー、そしてイエローのダイヤモンドの小さな指輪達。
リュミエールは信じられないという顔でレクシオールを見上げ、彼はそんな彼女をおかしそうに笑った。
「そんなに驚くな……俺からのせめてもの気持ちだ。言葉で表すのは苦手だからな」