双子怪盗Ⅰ Mission:怪盗専門の"怪盗"
「俺達はこのR.Nを追っている。」
サッとあの日のカードを見せる。
満月に照らされたソレは、ホログラムがキラキラと相変わらず憎らしく輝いている。
「…そのサイン。私、知っているわ。」
「えっ!?どういう_。」
バサッ…
冒険を共にしたであろう、ボロボロのローブをライ姉さんは脱ぎ捨てる。
(サインって、このR.Nという文字をか?)
疑問は、すぐに解決した。
「「…えっ!」」
腕のあたりに、サインがあるのだ。
「何かと思ったけど、盗ませて頂きました。って示すためだったのね。」
美しく桜のように微笑するライ姉さんの目は、笑ってなどいない。
「やってくれるわね、怪盗R.N。」
「なぁ、ファメ。この文字解析出来るか?」
俺が頼み事をすると、小馬鹿にしたようにファメは笑う。
「俺を誰だと思ってんの?やってやろうじゃん♪」
サッとあの日のカードを見せる。
満月に照らされたソレは、ホログラムがキラキラと相変わらず憎らしく輝いている。
「…そのサイン。私、知っているわ。」
「えっ!?どういう_。」
バサッ…
冒険を共にしたであろう、ボロボロのローブをライ姉さんは脱ぎ捨てる。
(サインって、このR.Nという文字をか?)
疑問は、すぐに解決した。
「「…えっ!」」
腕のあたりに、サインがあるのだ。
「何かと思ったけど、盗ませて頂きました。って示すためだったのね。」
美しく桜のように微笑するライ姉さんの目は、笑ってなどいない。
「やってくれるわね、怪盗R.N。」
「なぁ、ファメ。この文字解析出来るか?」
俺が頼み事をすると、小馬鹿にしたようにファメは笑う。
「俺を誰だと思ってんの?やってやろうじゃん♪」