水と油の私達
いや、もはや恐ろしい...

震える手で粉桃に電話をかけるとワンコールで出た。



『由乃っ!!変なやつに捕まってない!?
無事なの!?大丈夫!?てか今どこ!?』

「あっ、えっと...合瀬くんの、家です。」

『合瀬くんの家~!?なにがあったの!?』



順を追って説明した。

私が泣いちゃったことはふせて。




『そういうことだったんだ...』

「はい、約束すっぽかしてすいません...」

『ん?ああ、そのことは大丈夫☆
今度ケーキ奢ってくれるでしょ?由乃(圧)』

「はっ、はい!!」



悪魔だ...電話機の後ろに悪魔が見えるよ~!!

これでまた私の出費が...
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