イケメン総長とキケンな関係 ~出会いは突然の入れ替わり⁉ 愛はそこから始まった~
って。
おかしい、それは。
定期的にしている、『白龍』の人たちと勝負を。
それなら。
連れ去る、私のことを。
そんな必要はないと思う。
「思うんだ、負けるたびに。
次こそは絶対に勝つ‼ 『白龍』に、って」
残る、疑問が。
「そう思いながら
申し込んだんだ、いつものように
『白龍』に勝負を」
それなら、どうして……?
「そうしたら断られた」
そういうことだったんだ。
「今までそんなことなかったからビックリしてさ」
なるほど。
「それからも何回か申し込んだけど、
全く相手にされなかった」
なんでだろう。
「『白龍』の心境の変化、
その理由がどうしてもわからない」
どんな理由があるのだろう。
「そう思っていたとき、
見かけたんだ」
何を?