再会した敏腕救命医に娘ごと愛し守られています
途中でメンバーが少し入れ替わり、浅川くんと井澤さんが交代した。
「ふたりは同じ看護学部なんだよね? 私とも仲良くしてもらえると嬉しい。亜依って呼んで。私もふたりを名前で呼んでもいい?」
ハニカムような可愛らしい顔で言われて断る人はいないだろう。ボブカットにミルクティーのようなカラーがとても可愛くて頭を撫でたくなる。
「もちろんだよ。優里と未来って呼び捨てで呼んで。私たちも入学式に知り合ったばかりだからまだお互い付き合い始めたばかりなの。だから亜依ともこれから仲良くなりたい」
未来がすぐに話してくれて,私も隣でうんうんと頷く。
「俺のことも名前で呼んでよ。斗真って呼び捨てでいいよ」
彼も私たちの話に入ってくる。
今日だけで彼がどれだけ気さくな雰囲気なのかわかる。
「わかった。じゃ、斗真って呼ぶね」
ハキハキした未来らしく、すぐに反応を返してくれる。
正直私は男子を名前呼びするのは少し抵抗があった。
けれど、せっかく大学には入ったのだから今までと変わりたいとも思った。
なんの躊躇いもなく竹中くんの名前を呼ぶ未来や亜依を真似て、私も彼のことを名前で呼んだ。
「斗真」
「なに?」
ワンテンポ遅れて呼んでしまったためか彼から、なに? と聞かれてしまった。焦った私は「練習」と返すと、彼は笑ってくれホッとした。
「いいな、そっち。俺のことも太一って呼んで」
こっちに身を乗り出し、日焼けした野村くんが声をかけてきた。
それを皮切りにみんなお互い名前で呼んでと言い出し、なんだか和気あいあいとなった。
これからがとても楽しみになった。
「ふたりは同じ看護学部なんだよね? 私とも仲良くしてもらえると嬉しい。亜依って呼んで。私もふたりを名前で呼んでもいい?」
ハニカムような可愛らしい顔で言われて断る人はいないだろう。ボブカットにミルクティーのようなカラーがとても可愛くて頭を撫でたくなる。
「もちろんだよ。優里と未来って呼び捨てで呼んで。私たちも入学式に知り合ったばかりだからまだお互い付き合い始めたばかりなの。だから亜依ともこれから仲良くなりたい」
未来がすぐに話してくれて,私も隣でうんうんと頷く。
「俺のことも名前で呼んでよ。斗真って呼び捨てでいいよ」
彼も私たちの話に入ってくる。
今日だけで彼がどれだけ気さくな雰囲気なのかわかる。
「わかった。じゃ、斗真って呼ぶね」
ハキハキした未来らしく、すぐに反応を返してくれる。
正直私は男子を名前呼びするのは少し抵抗があった。
けれど、せっかく大学には入ったのだから今までと変わりたいとも思った。
なんの躊躇いもなく竹中くんの名前を呼ぶ未来や亜依を真似て、私も彼のことを名前で呼んだ。
「斗真」
「なに?」
ワンテンポ遅れて呼んでしまったためか彼から、なに? と聞かれてしまった。焦った私は「練習」と返すと、彼は笑ってくれホッとした。
「いいな、そっち。俺のことも太一って呼んで」
こっちに身を乗り出し、日焼けした野村くんが声をかけてきた。
それを皮切りにみんなお互い名前で呼んでと言い出し、なんだか和気あいあいとなった。
これからがとても楽しみになった。