オフクロサマ
電話の相手は真一のようで、必死になってなだめていることから、真一のとろこにもまたフクロダキが来ていることがわかった。
自体は一刻を争うことになっている。
真一が唯と同じように死んでしまう……!
『か、鏡の中に男がいる!』
「血まみれの男か?」
『そうだ! わかるのか?』
「それがフクロダキだ。真一を狙ってる」
『嘘だろ。写真を撮っただけじゃないか! 俺がなにしたって言うんだよ!』
「大丈夫だ真一。今そのフクロダキの骨を探してるんだ」
『骨!?』
「あぁ。フクロダキが殺された場所に来てる」
『殺された……?』
お互いに詳しい説明をしている時間はなかった。
とにかくフクロダキの骨を見つけ出して供養しないといけないのだ。
その間にも智香は次々と骨を見つけていた。
幸いにも獣などに襲われなかったようで、一本骨が見つかると、そこから芋づる式にそれらしいものが見つかり始めていた。
「たぶん、ここらへんに頭がある」
今までの骨の形状を見て智香は呟いた。
「よし、そこを重点的に探そう」
「うん!」
自体は一刻を争うことになっている。
真一が唯と同じように死んでしまう……!
『か、鏡の中に男がいる!』
「血まみれの男か?」
『そうだ! わかるのか?』
「それがフクロダキだ。真一を狙ってる」
『嘘だろ。写真を撮っただけじゃないか! 俺がなにしたって言うんだよ!』
「大丈夫だ真一。今そのフクロダキの骨を探してるんだ」
『骨!?』
「あぁ。フクロダキが殺された場所に来てる」
『殺された……?』
お互いに詳しい説明をしている時間はなかった。
とにかくフクロダキの骨を見つけ出して供養しないといけないのだ。
その間にも智香は次々と骨を見つけていた。
幸いにも獣などに襲われなかったようで、一本骨が見つかると、そこから芋づる式にそれらしいものが見つかり始めていた。
「たぶん、ここらへんに頭がある」
今までの骨の形状を見て智香は呟いた。
「よし、そこを重点的に探そう」
「うん!」