オフクロサマ
ゴーサマ
8時のアラームで目を覚ました智香は隣に裕貴が居ないことに気がついた。
部屋の中はすでに真っ暗で、電気もついていない。
不安に感じながら起き上がって電気をつけると裕貴は窓辺に立って外を見つめていた。
「どうしたの?」
隣に立ち声をかけると「祭りの様子が変わったみたいなんだ」と言われた。
視線を窓の外へ向けると、右手にあの広場が見えることがわかった。
昼間行ったときには提灯がぶら下がっていたはずだけれど、今その明かりは灯されていない。
代わりに炎のような大きな火が見えている。
「行ってみるか」
裕貴に言われて智香は大きく頷いたのだった。
部屋の中はすでに真っ暗で、電気もついていない。
不安に感じながら起き上がって電気をつけると裕貴は窓辺に立って外を見つめていた。
「どうしたの?」
隣に立ち声をかけると「祭りの様子が変わったみたいなんだ」と言われた。
視線を窓の外へ向けると、右手にあの広場が見えることがわかった。
昼間行ったときには提灯がぶら下がっていたはずだけれど、今その明かりは灯されていない。
代わりに炎のような大きな火が見えている。
「行ってみるか」
裕貴に言われて智香は大きく頷いたのだった。