アイドルに恋した日
昔、遊んでいた公園に寄る。

夜ってこともあり、少し怖い空気感だ。


まわりは一軒家の住宅が多く、少し古めの家が立ち並ぶ。

ブランコに座りながらスマホをいじる。


「”龍!どこにいるの!?寮にはもう着くの?要返信!!!”」


やばい、、、マネージャーに怒られる。

というか、もう怒られてるよね?これ。


急いで帰ろうと帰路につくと前で女の子が躓く。


「大丈夫ですか?」


俺の方を見る女の子は少し涙ぐんだ表情だった。

少し心がキュンとした。



大丈夫という女の子だが、

夜遅くに女の子が1人で人気のない道にいる

近くには夜の街と言われる繁華街があるからか心配になった。


送るか?いや、ネットニュースになったら、、、。

でも女の子1人このまま返すのは俺が許せない。


女の子を立たせ、考える。


俺は急いでスマホを取り出しタクシーを呼ぶ。

女の子をタクシーで送り届ければ安全。

我ながらいい案だ。
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