アイドルに恋した日
寮に帰ってからも喧嘩したことを思い出す。

「あ〜、、、もうなんかムカムカする」


趣味の絵を描こうと新しいキャンバスを取り出すし、

何かいいテーマは無いか探す、、、がなかなか思いつかない。

近くにあった花や、昔行った風景の写真を描いてみるが納得がいかない。


色々試行錯誤を繰り返しているうちに、外からバイクの音が聞こえる。

焦って眠りにつこうとするが、焦れば焦るほど目が覚めてしまった。


いっそ、コーヒーでも飲もうかな、、、。


コーヒー淹れる準備をすると龍が来た。


少し気まずい空気が流れるが、龍からの謝罪に申し訳なくなる。

俺からも謝るがその雰囲気を壊すように筋トレ後のメンバーがリビングに来た。


めんどくさくなり、コーヒーを諦めて自分の部屋に戻ることにした。


「ふぁ〜ぁ〜、、、。」

眠い目をこすりながらマネージャーの運転する車に乗り学校に行く。


車に揺られると余計に眠気が増す。

車を降りてからは、すぐに保健室に向かった。


保健室はクーラーが程よく効いており、快適だ。

窓際のベッドで横になり、少し眠りにつくことにした。
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