アイドルに恋した日
スタジオには高そうな機材が多く、

スタッフさんは次の撮影の準備をしていた。


「女性モデルさん入られます、お願いします〜!」


スタッフさんが振り向き拍手で迎えられた。

お辞儀をし顔をあげると見たことのある男性が駆け寄ってくる。


「始めまして、半田豹です。今日はよろしくね愛美ちゃん」

「あ、よろしく、、お願いし、ます、、、。」


昨日連絡はしていたとは言え、実際に会うのは初めてだからか

緊張して思うように言葉が出なかった。



「西野さんは奥で撮影だからまたついてきて」


指示に従い、奥のスタジオに移動すると

ソロカットを撮影している龍の姿があった。


その姿に見惚れていると目があってクシャッと笑う。


んんん!?//////


その笑顔にドキッとしてしまう。



「んじゃ、次モデルさん入れようか。」

カメラマンさんの声で龍さんが手招きをする。


「愛美ちゃんよろしくね」

また笑顔で見つめられ鼓動が早くなってるのを感じた。
< 35 / 81 >

この作品をシェア

pagetop