アイドルに恋した日
「何だって、他になにか隠すような悪いことでもしてるの?」

さっきまでの心当たりがある事が脳裏によぎる


「いやいや、してません!!!」

急いで否定したからなのか、少しバレバレのような気もした。


「まぁどうでもいいけど、あれってほんとにキスしてたの?」

マネージャーからも突っ込まれる。

現場のスタッフはみんなキスしたと思ってるのか。

龍にも聞かれたもんな。

しかも、思いっきりにらまれたし。笑


「お、気になります?あれしてないんですよー

監督に褒められましたよ。俺ってもしかしたら天才かもしれないです〜笑」


「調子に乗らない」

少し煽るかのような俺の口調に一切興味無いかのような返し。

うん。悪くない。笑
< 58 / 81 >

この作品をシェア

pagetop