アイドルに恋した日
「そういえば空き時間あるから二人でご飯行ってきなさい。」

「え?」

急なマネージャーの提案に驚く。

「仲直りは早いほうがいいわ、時間が経つとこじらせる場合もあるからね。」

「ほう、流石バツ2。言葉の重みが違いますね。笑」


マネージャーをイジるが、本当にそうだなと思う。

まず誤解を解くのと、龍は自分の気持ちに気付いてるのだろうか?

この2つを主に話せばいいか。


話しながら作戦を考えてるうちに現場についた。

俺とご飯行くのを嫌がる龍を無理やり連れ出す。


案の定、本当にキスしたと思ってたし

愛美ちゃんのことが好きという気持ちにも気付いていなかった。


これから龍が愛美ちゃんにどういう行動するのかはわからないが、

大事な仲間の恋愛。

応援したい気持ちとアイドル意識が高い龍が心配になった。
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