アイドルに恋した日
学校に行くのが久しぶりだったせいか、

彩菜より先に教室で待つことになった。


どんどん登校してくるクラスメイト



私の方見てる?
男子が来た〜、、、
人が多くなって来ちゃったよ、、ㅠ



教室を出てしまった。

きっと、自分のことを見てない、気にしてないと思っても、

怖くなってしまった。


保健室に逃げ込むように入る。


「あら、西野さんおはようございます。学校来てくれたのね」

優しい表情で保健室の先生が私の方を見つめる。


「あ、、おはようございます。学校には来たんですけれども、怖くなって。

ここで、少し休んでてもいいですか?」


学校来てもよく保健室にいる私。

先生は”学校に来るだけで偉いのよ”と私を励ましてくれるから好きだ。


「もちろん、どーぞ。先生少し会議で隣の職員室にいるから何かあったら来てね」

そう言い残し先生は保健室をあとにした。



私は保健室の使用記録に名前を書き、ソファーに腰掛ける。

冷房の風と換気の為か開いている窓からの風が心地いい。
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