歌を忘れたカナリヤは
食欲
父の仕事のだった都合で私が母とお留守番お昼は近くのコンビニへお弁当を買いに行く母はうつむき加減でとぼとぼ歩く信号渡るのも右袖をつまみ歩く母は帽子が好きでその格好は少し異様に見えるかもしれない。好きなお弁当を選び持つのは母だけど帰り道はわからない?まだ11時なのにすぐ食べようとする、箸も上手く使えず手づかみになる、そのあと持ってきてたはっさくを立ったまま果汁をこぼしながら食べる、新聞をしいたりしてみるが、まるで子供のようだ。五こほとんど食べてしまう。私は、呆れてしまう。父の大変さがよくわかる気がする
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