Triangle Love 7 ~ 揺れる心は夏の蝶 ~
あたし達の関係に変化が訪れたのは、高校受験を直前に控えた中学3年の冬のこと。
『このタイミングで告白するのはあまり良くないかも知れない…。でも好きだ。付き合ってほしい。』
ヨウから告白をされた。
素直に嬉しかった。
家で遊ぶようになった頃から予感はあったわけだし。
でも…。
でもね…。
この頃にはもう、ツクシくんのことを好きになってしまっていた。
まず、見た目が好みだった。
第一印象は綺麗な顔って思った。
中性的な顔立ちから溢れる無邪気な笑顔のせいで、鼓動を加速させられた。
そして、いつもあたしのことを喜ばせようとしてくれた。
あたしは何も返せていないのに。
ツクシくんと過ごした時間の中で、どれだけ笑わせてもらったか分からない。
だけど…。
ヨウも常にあたしのことを気にかけてくれた。
優しくしてくれた。
辛いことがあった時も側にいてくれた。
大切な存在だ。
だからあたしは、ヨウの告白を受け入れた。
もし仮に振ってしまったら…。
あたしとヨウは、同じ高校を受験する予定だった。
気まずくなって、勉強に支障が出ることも避けたかった。
それにあたしなんか、相手にされるはずがない…。
こんなにもステキな子、同級生達が放っておくはずがない。
外見も綺麗。
内面もサービス精神旺盛で、他人を喜ばすことができる人。
そんな人と釣り合うわけがない…!
そう思ったあたしは。
2番目に好きな人と付き合い始めた。
『このタイミングで告白するのはあまり良くないかも知れない…。でも好きだ。付き合ってほしい。』
ヨウから告白をされた。
素直に嬉しかった。
家で遊ぶようになった頃から予感はあったわけだし。
でも…。
でもね…。
この頃にはもう、ツクシくんのことを好きになってしまっていた。
まず、見た目が好みだった。
第一印象は綺麗な顔って思った。
中性的な顔立ちから溢れる無邪気な笑顔のせいで、鼓動を加速させられた。
そして、いつもあたしのことを喜ばせようとしてくれた。
あたしは何も返せていないのに。
ツクシくんと過ごした時間の中で、どれだけ笑わせてもらったか分からない。
だけど…。
ヨウも常にあたしのことを気にかけてくれた。
優しくしてくれた。
辛いことがあった時も側にいてくれた。
大切な存在だ。
だからあたしは、ヨウの告白を受け入れた。
もし仮に振ってしまったら…。
あたしとヨウは、同じ高校を受験する予定だった。
気まずくなって、勉強に支障が出ることも避けたかった。
それにあたしなんか、相手にされるはずがない…。
こんなにもステキな子、同級生達が放っておくはずがない。
外見も綺麗。
内面もサービス精神旺盛で、他人を喜ばすことができる人。
そんな人と釣り合うわけがない…!
そう思ったあたしは。
2番目に好きな人と付き合い始めた。