魔女の瞳Ⅳ
今なら言える。

永劫の闇を歩く魔女とて、光に憧れる。

暖かな日差しの下で、人間と共に手を取り合って歩く事を望むのだ。

私は諦めない。

決して不可能ではない事がわかったのだから。

光の下を歩む魔女。

そんな存在がいても、いいではないか。

そんな風に思うのだ…。








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