「役立たず聖女」だからと捨てられた私を拾って溺愛し大切にしてくれたのは、大国の冷酷非情な竜帝でした~真の聖女の加護の力が失われたと気がついても手遅れですし、助けるつもりはありません~
「でも、エルマとバルナバがいっしょに行ってくれるらしいから」
お茶会でエルマと知り合い、彼女が助けてくれたことも伝えた。
その後、厩舎でバルナバとも知り合ったことも。
すると、全員一致で「それなら是非とも参加なさってください」と言ってくれた。それから、「面白いことになりますよ」とも。
そして、エルマとバルナバの話で盛り上がった。
彼女たちのお母様がフランコとカストの乳母で、それはもう素敵な女性だということ。乳母子にあたる兄エルマとバルナバは、喋ったり歩いたり出来るようになった幼児の頃からやんちゃでお喋りで手がつけられなかったこと。
だけど、二人とも周囲にたいして思いやりと感謝の念をいつも忘れない。いまでもそれが続いているらしい。
彼女たちとは友人になったばかりだけど、その友人たちが褒められるのは自分のことのようにうれしい。
そのついでに、泊りに来るよう誘われたと伝えると、ジェラルドが即座に「行ってらして下さい」と許可してくれた。
エルマとバルナバが、というよりかは彼女たちのお母様とお父様が信用があるみたい。
というわけで、さっそくボルディーガ侯爵家に泊りに行くことにした。
お茶会でエルマと知り合い、彼女が助けてくれたことも伝えた。
その後、厩舎でバルナバとも知り合ったことも。
すると、全員一致で「それなら是非とも参加なさってください」と言ってくれた。それから、「面白いことになりますよ」とも。
そして、エルマとバルナバの話で盛り上がった。
彼女たちのお母様がフランコとカストの乳母で、それはもう素敵な女性だということ。乳母子にあたる兄エルマとバルナバは、喋ったり歩いたり出来るようになった幼児の頃からやんちゃでお喋りで手がつけられなかったこと。
だけど、二人とも周囲にたいして思いやりと感謝の念をいつも忘れない。いまでもそれが続いているらしい。
彼女たちとは友人になったばかりだけど、その友人たちが褒められるのは自分のことのようにうれしい。
そのついでに、泊りに来るよう誘われたと伝えると、ジェラルドが即座に「行ってらして下さい」と許可してくれた。
エルマとバルナバが、というよりかは彼女たちのお母様とお父様が信用があるみたい。
というわけで、さっそくボルディーガ侯爵家に泊りに行くことにした。