揺れる瞳に恋をして

私は若松由来、夏希の彼女


その判断に
後悔することになるとは

まだ私は知らない





「麻耶〜!」

「まって、千春」


こってり絞られた麻耶は
クタクタになって学校に来た

でも今日は待ちに待ったパンケーキの日

「楽しみすぎる」

「甘い物食べて嫌なことを忘れましょう」

張り切って食べるぞと
意気込む2人

いざゆかん
morning!


お店の前に行くと
長蛇の列が並ぶ

「おお…」

「並んでるわね」

「待つ?」

「待つわ」

グっと握りこぶしを作る麻耶

どうしても食べたいらしい

それは私も同じ
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