揺れる瞳に恋をして
「ん、俺も」

そういって

夏希は私のそばにくる
私の
後ろに座る

後ろから抱きしめるように

なんだか今日は

よく、抱きしめられるな…


どうしたんだろう…


「…ちー」

「…ん?」

「そろそろ、寝よっか」

「そう…だね」


どこで…
寝るんだろう

両親の部屋で寝る訳には、いかないし
でも…リビングで寝るのも…
客間、に
布団敷いて…


「行こっか」

「…え、え??」

「ほら」



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