揺れる瞳に恋をして
「…そういう事だから、俺ん家、くる?」

「えっ…」

「2日、お世話になったし、お返しで」

「あ…いや…」


「じゃあお母さんたちは近藤宅でパーティーねー!」

行くわよー!呑むわよー!とはしゃぐ親たち

「…ちー、行こ」


あぁ…
神様…


もうこれ以上は

心臓が持ちません…


夏希の部屋は
シンプルに物も少なく

すごく、いい匂いがする

もう…
ドキドキが止まらない

「…ちー?」

「…はひ」

「ふふ」

ニコニコで、機嫌がいい夏希

なんで…


「で、でもーうちの親達には、困ったもんだね」

「んー、まあ…仲良いのは良い事だから…」
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