愛とは決して○○しないこと
暫く何が何だかわからなかった。
みどりが結婚、入籍した?
は?
フラフラっと立ち上がり喫茶店を出た。
バックから仕事用の携帯が鳴った。
「もしもし。福田です。」
「もしもし。福田?どうした。お前泣いてる?」
「黒岩さ…ん…」
「お前、今どこだ?」
「黒岩さん。これから〇〇ホテルのレストランに来てもらえますか?
俺が奢ります! 話しを聞いて欲しい…」
「わかった、行くよ」ピッ!
みどりにプロポーズしようとレストランを予約したが… ハハ。
レストランで黒岩さんを待つ。
「福田来たぞ。どうした?」
「黒岩さん、来てくれてありがとうございます」
「まずは美味いメシでも食いましょう。ハハ」
黒岩は福田に相当ダメージがあるのがわかって、黙って食事に付き合った。
「福田がメシをご馳走してくれたから、酒は俺が奢るな」
上の階のバーへ行く。