愛とは決して○○しないこと
イスキア島へ船でやってきた。
公共のバスで海岸線を眺める。
途中で降りて写真もたくさん撮った。
海を眺めながら映画の話で盛り上がる。
「今はあの映画の頃よりかなり変わってるけどさ〜多分、あの辺はシーンを撮影されたんじゃあないかなあ〜」
「うん。多分そうだよ〜。
映画を観てても綺麗な海だなと思ったけど、本当に海が綺麗だよね。
港、沖の船…ああ〜雄太と一緒にこれて良かった…
雄太と初めて観た映画だったし…」
「ああ。俺たちのきっかけの映画だよな。」
「うん。内容はアレだけど…
映画の中の景色は最高だと思ってたから…」
この島には温泉があるらしく、今はオフシーズンだから空いているらしい。
少しずつ太陽が傾いてきたので雄太が
「みどり、バスで港に戻って船でナポリへ戻ろう。
「うん。」と2人で立ち上がったら、
雄太が私にキスをした。
「《太陽がいっぱい》のアラ○ド○ンじゃあなくて悪いけど…」
「ふふふ。私の一番愛してる人は雄太よ」チュ!
「なんか照れる〜ハハ。バス来たぞ!
走れみどり」
「あ、待って〜」