愛とは決して○○しないこと

「だといいなぁ…みどりと俺の子どもかぁ。
どうか可愛い赤ちゃんが授かりますように!」
と雄太は自由の女神に手を合わせてる。

みどりもくすくす笑ってしまった。

「じゃあ次はホテルで準備してミュージカル!」

「雄太、レストランじゃあなくて部屋でハンバーガー食べない?」

「おお〜本場のハンバーガーか〜いいネ!
そうしよう」

私達は本場のファーストフードに入りテイクアウトしてホテルへ戻った。
シャワーを浴びてから2人で大きなハンバーガーをパクッ!炭酸飲料もゴクゴク飲む。
ドリンクのサイズもデカいし久しぶりに飲んだ気がする。

「なんか久しぶりだなぁ。ハンバーガーと炭酸飲料。」

「うん。こんなに大きいからお腹いっぱいになるしね。もしポテトが余っても帰ってきてからレンジで温めてもいいし。
このお部屋にはレンジもキッチンもあるから」

「帰ってきたらまたベランダから外を眺めよう。ギターはないからオー○○ーヘッ○バーンのようにムーンリバーは歌えないけどな。」

「あの映画音楽は永遠だよね〜」

「みどりも地図でわかってると思うけどちょっと歩くけど、ティファニー本店があるから明日は写真も撮ろうな。」

「うん。この辺りは一流ブランドのブティックのすぐ近くだもんね。」

「あの映画のオー○○ーヘッ○バーンはクロワッサンとコーヒーだっけ?」

「そう!雄太良く覚えてたね!観たことあったの?」

「昔、TVで観たけど、ボクの奥さんの興味ある名作映画だからちょっと調べたんだ〜」

支度を終えて私達は腕を組ホテルの玄関から劇場までタクシーで向かった。
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