愛とは決して○○しないこと
気づく
本当に木曜日の朝、駅の改札口に岡安くんが待っていた。
「上条おはよう」
「おはよう岡安くん。この時間で本当に大丈夫?
プロジェクトのメンバーは早いんじゃあない?」
「うん。皆んな早いなぁ」
「じゃあダメだよ〜。明日からはいつもの電車で行ってね。」
「ヤダ!」
「え〜? 岡安くんどうしたの?」
「オレが上条を守るのは嫌か?やっぱ彼氏じゃあなきゃダメだよなぁ…ゴメン」
「ううん。彼氏とは付き合った頃から近くに住んでないし私が痴漢被害に遭ってる事も知らないわ」
「は?どういう事?」
「ふふふ。あ、快速電車きたよ。」
「……」満員で上条に何も聞けない。
何で彼氏は痴漢被害を知らないんだ?普通彼氏なら心配しないか?
上条がそういう事を言えないような彼氏との付き合いなら…
俺はこの半年間…イヤ速攻で彼氏から上条みどりを奪い取る!! と決意した。
「上条おはよう」
「おはよう岡安くん。この時間で本当に大丈夫?
プロジェクトのメンバーは早いんじゃあない?」
「うん。皆んな早いなぁ」
「じゃあダメだよ〜。明日からはいつもの電車で行ってね。」
「ヤダ!」
「え〜? 岡安くんどうしたの?」
「オレが上条を守るのは嫌か?やっぱ彼氏じゃあなきゃダメだよなぁ…ゴメン」
「ううん。彼氏とは付き合った頃から近くに住んでないし私が痴漢被害に遭ってる事も知らないわ」
「は?どういう事?」
「ふふふ。あ、快速電車きたよ。」
「……」満員で上条に何も聞けない。
何で彼氏は痴漢被害を知らないんだ?普通彼氏なら心配しないか?
上条がそういう事を言えないような彼氏との付き合いなら…
俺はこの半年間…イヤ速攻で彼氏から上条みどりを奪い取る!! と決意した。