愛とは決して○○しないこと

「う〜ん。優しいくて笑顔が似合う女性かな。
そして優雅さのある大人の女性になりたいかな」

「優雅さとは?」

「例えば…、料亭でお食事する時も食べ方が綺麗とか、落ち着いた優しい雰囲気の女性?」

「じゃあ、ほとんど叶ってるぞ?」

「え〜? 優雅さだよ?」

「うん。上条はお淑やかだと思うけど…
食事の食べ方だってキレイだし、話せば気さくだから話しやすいし、優しい気遣いもあるし、我慢強いけど涙もろいかな」

「岡安くんからみた私って、私が思ってる私と違う…」

「うん。だからさ〜地味とか暗い言葉は無し!
明るい言葉や優しい言葉を使うともっと素敵になると思うぞ」

「はい!師匠。私、上条 みどり肝に銘じます」

「ハハ。師匠って!ハハ。上条は面白いなぁ」

「人生には笑いも必要だもん」

「うん。それ俺も賛成〜!」くすくす2人で笑った。

みどりは、さっき智也への手紙を管理人さんに預けた事なんか忘れていた。
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