愛とは決して○○しないこと
「じゃあ、先にパーティーが出来るような船主の友達に今、電話してみるか?」
「そうだね。父さんお願いします。」と雄太がお願いした。
お母さんは胸の辺りで手を組んで祈ってるようにお父さんを見ていた。
〜…〜…
「もしもし、富ちゃん?俺、龍だけどさ〜」
と、かなり仲良しのお友達のようだった。
お父さんがウェディングの話しを説明していた。
「富ちゃん、船中で10人位の食事って出来たっけ?
あ〜そうかあ…じゃあ飲み物くらいかぁ。
で、ゴールデンウィークで貸してもらえる日ってある?
ホント?富ちゃんが操縦なら大丈夫?
船は何人乗り? 8人。うんわかった。
じゃあ、家族で相談してまた連絡します。
ありがとう。富ちゃん。」ピッ!
「みんな、俺の幼馴染の及川 富一郎〈おいかわ とみいちろう〉がクルーザーのオーナーでゴールデンウィークは5/4の昼間なら大丈夫だそうだ。
富ちゃんは奥さんと5/3に乗るから4日の操縦もしてくれるって言ってくれた。」
「お兄ちゃん、みどりさんどう?」
「父さん、着替えは?」
「ああ。コッチで朝に準備してリムジンをレンタルしたらどうだ?」
「なるほど…船は何人乗れるの?」
「8人だから、雄太とみどりさん、みどりさんのご両親と俺たち夫婦。あと富ちゃんが操縦で7人だ。」