愛とは決して○○しないこと
4人はホッとしてお茶を飲んだ。

「しかし、まさか雄太の結婚がこんな事になるなんて思ってもみなかったよ。ハハ」

「でも、及川さんのおじさんのクルーズなんて思いつかなかったからな俺は…
やっぱり、親父には敵わないよ」

「ハハ。まぁな〜ハハ」

私と雄太はお茶を飲んでからご両親のマンションから雄太のマンションへ向かった。

******

「みどり、なんか疲れたな。メシはそこのファミレスにしない?」

「うん。ジェットコースター計画が更に加速したもんね。」

「ああ。バンジージャンプみたいに一瞬だったな」

「うん…。私、彼氏と別れて…
雄太から昨日プロポーズされたんだよね私…」

「ああ。あまりにも昨日からいろいろあったよな」

「うん…いろいろあったよね。」
とファミレスで、お父さんの幼馴染の富ちゃんの事を教えてくれた雄太。
なんでも及川さんは先祖代々、ホテルを経営されているらしくかなりのお金持ちらしい。
そして、昨日プロポーズされたホテルのオーナーだと教えてくれた。

おとといまでは、
【同期でエリート岡安くん】だったのに
今日は【私の婚約者の雄太】になっている。

人生何が起こるかわからないもんだなぁ〜
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