愛とは決して○○しないこと
すると、携帯が鳴った。
「もしもし!雄太。」
「もしもし、今仕事終わった。
みどりはもう俺のマンション?」
「うん。そうだよ。」
「何か買う物あればスーパーに寄るけど?」
「あ、福神漬は買ってきたけど、らっきょは買ってこなかったから雄太がすきなららっきょがいるかな。 あとそうだドレッシング!和風と雄太の好きなドレッシングをお願いしたいです」
「俺、らっきょは無しで大丈夫。
ドレッシングはごまドレッシングが好きだから、買ってくな。」
「うん。ありがとう。待ってるね。」
「うん。カレー大好きだからたくさん食べたいな」
「多めに作ったからおかわりしてね。気をつけてね」
「うん。」
みどりは何かこういうのいいなぁと幸せを感じた。
ウキウキしてる。
こんな感覚はすごく久しぶりのような気がした。
ピーピーっとご飯も炊けた。