乳がん一年生

EC療法3回目、4回目

前回苦労した便秘対策で下剤を処方してもらい、3回目がスタート。
立ち眩みは相変わらず発生しますが、便秘は下剤を上手に使いながら前回よりは楽な状態になりました。
しかし、しっかり保湿しているのに手の皮がめちゃくちゃむけて、職場の指紋認証が受け入れてくれないような状態になったり、脱毛の影響なのか、鼻水が鼻の中で留まってくれずにツーッと出てきたり、下剤を飲むからなのかお腹がずっとムカムカしていたりしていて、少しだけ精神的に辛いなあと感じることが多かった気がします。

あと、この頃に排尿するときに残尿感はないのですが、終わる頃に痛みが走る症状がありました。
そして、普段は一度寝たら朝まで起きることがなかったのですが、お薬の影響なのか夜中にトイレに行きたくて目が覚める日々が続きました。

眠気と排尿痛に悩まされた3回目を経て、EC療法の最終回、4回目の点滴です。
排尿痛の相談をしたら、尿検査を追加してくれ、特に異常はないということで一安心。
段々と痛みもなくなり、その後抗がん剤治療中に排尿痛に悩まされることはありませんでした。
しかし、便に対しては今回も悩まされる結果となりました。
前回は下剤のおかげでだいぶ楽だったのですが、今回はなんと、下剤を飲むタイミングが早かったのか点滴から3日後に下痢になってしまったのです。
トイレに何回もいくのでそのたびに立ち眩みが起こるし、翌日にはジーラスタの関節痛もプラスされて体が重い重い。
その後、また便秘が始まるのですが、下痢の苦しさがよみがえり下剤を飲むのを躊躇していたらまたお腹が苦しくなる始末。
最終的に点滴から6日後に下剤を1錠飲み、なんとか便秘からも脱出し、仕事に行くことができました。

こうして抗がん剤治療の前半を終えることができました。
同じ薬を投薬してるのに、4回とも副作用が似ているようで異なる出方をするのが、自分の体の中で起こっていたこととはいえ不思議でなりませんでした。
しかし、大きく体調を崩すことなく順調に進めることができたのが当たり前じゃなかったことに、後半戦に突入してから気づくこととなるのです。


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