ねえ、
「…!、…ぅま!!、颯真!!!!」
「やっっっと、、みつけ、た、」
情報を処理するのに時間がかかった
授業サボって、屋上来て、泣きながら寝たのは覚えてるけど
…なんで茜がここに??
ぜえぜえとした茜を見たら、俺を探してくれてたのだとすぐに分かった。
「…なに?」
自分でもびっくりするぐらい低い音が出た。
茜はびくっと肩を震わせ、
「、っ、ごめんなさい…」
ぽろぽろと大きな涙の粒を流しながらそう言った。
「どーした」
そう言って茜の涙を拭く