私だけを溺愛して、生徒会長様
それだけでも、十分に完璧な人と言えるのに、
あなたは、顔まで良くて、
…惚れるしかないのかななんで思わせるぐらいだった。
そんなこと考えていたら、あっという間に生徒会長の挨拶は終わっていた。
でも、なぜだか私はまだ聞いていたいや、
ドキドキするなんて思っていた。
恋なんてしたことない私には、一目惚れなんて
しない。
と思っていたのに、案外あっさり落ちてしまって、
「好き」の2文字が頭に浮かんで来た。これが私のハツコイでした。