若旦那様の憂鬱
その日は心配で実家に泊まる。

次の日、罪滅ぼしも兼ねて2人分の朝食を作り、仕事に出かける。

康生には花がバイトに行かないように、見ててくれ、と念のためメールを入れておいた。

康生からは過保護だと言われたが、心配なものは心配なんだと開き直る。

慌ただしく午前の仕事をこなす。

お客様を送り出し、今後の催し物の打ち合わせに、外部の取引先との打ち合わせを立て続けに2本こなす。
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