俺様弁護士は激愛を貫きとおす
温かさに包まれてゆっくりと目が覚める。
優羽が少し身動ぎするときゅっと抱きしめられる。
「ん……優羽、まだいいだろう?」
耳元に囁かれる声と額に触れる唇。まだ寝ぼけているふうなのに、寝ぼけながらでも優羽を離す気配はなかった。
その腕の中で優羽は顔を上げた。城ヶ崎はまだ半分寝ているようなのに、 それでいて端正さは損なわれることがない。
「寒くないか?」
お互い裸のままで眠ってしまったので、肩に唇で触れて城ヶ崎は尋ねてくる。
「大丈夫」
「寒いと言えよ。温めてやるから」
くすくすと笑う城ヶ崎の甘さは恋人への甘さなのだろうか。
「そんなこと言ってたらベッドから起きれなくなりそう」
「それもいいな」
ぎゅっと抱きしめられると下半身に当たるものがある。男性の朝にそういう兆しがあることは知ってはいるけれど、こんなふうに露骨に触れるのは初めてで、優羽は戸惑ってしまった。
「あ……の、昂希くん……」
「んー? なんだ?」
触れ合っているのは下半身だけではなく、ぎゅっと抱きしめられているから、全身が密着してしまっているのだ。
優羽が少し身動ぎするときゅっと抱きしめられる。
「ん……優羽、まだいいだろう?」
耳元に囁かれる声と額に触れる唇。まだ寝ぼけているふうなのに、寝ぼけながらでも優羽を離す気配はなかった。
その腕の中で優羽は顔を上げた。城ヶ崎はまだ半分寝ているようなのに、 それでいて端正さは損なわれることがない。
「寒くないか?」
お互い裸のままで眠ってしまったので、肩に唇で触れて城ヶ崎は尋ねてくる。
「大丈夫」
「寒いと言えよ。温めてやるから」
くすくすと笑う城ヶ崎の甘さは恋人への甘さなのだろうか。
「そんなこと言ってたらベッドから起きれなくなりそう」
「それもいいな」
ぎゅっと抱きしめられると下半身に当たるものがある。男性の朝にそういう兆しがあることは知ってはいるけれど、こんなふうに露骨に触れるのは初めてで、優羽は戸惑ってしまった。
「あ……の、昂希くん……」
「んー? なんだ?」
触れ合っているのは下半身だけではなく、ぎゅっと抱きしめられているから、全身が密着してしまっているのだ。