俺様弁護士は激愛を貫きとおす
 どの辺に跨ればいいだろうか?
 重くはないだろうかとか、いろいろ不安になってくる。

(優羽、意外と重いなって思われたらショックすぎる。もうちょっとダイエットしてからにしてもらおうかな)

 ころんと寝転がっている城ヶ崎の太もも辺りに優羽はそっと腰を下ろした。
 なにがいいのかちょっと分からない。

 それよりも足を開かざるを得ないことや、一生懸命な優羽を城ヶ崎がじっと下から見つめていることの方が気になってしまう。

「戸惑っている優羽、可愛い。もう少し上に来て」
 太ももより上に動いたら、その……城ヶ崎のナニに当たってしまいそうなのだけれど。

「そういうことだよ、優羽」

 にやっと笑った城ヶ崎が優羽の腰を掴んで、自分の下肢にぐいっと押し付ける。
 まさか、それだけでぐりっと感じるところに当たるとは思わなくて、優羽の口から甘い嬌声が零れた。

「もっと、気持ちよくなれよ」
「……っあ、はずかしいっ」

「優羽の透けている下着からいやらしいところが見えてて、俺のに擦りつけてる。たまんない、すげえ興奮する」
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