俺様弁護士は激愛を貫きとおす
 城ヶ崎の指がしとどに濡れてしまっている優羽の慎ましやかな場所に触れる。

「最近、優羽の良いところが分かってきて楽しい」
 中に入ってきた指は誤たずに優羽の感じるところを容赦なく撫であげる。

「や、あぁんっ……」

 一度、達してしまっているせいか、それとも城ヶ崎が優羽の身体のことを分かっているからか簡単に押し上げられてしまう。

「ほら、中も気持ち良くなってきたよな? ん? イっていいぞ。中、触るのも堪んない。欲しがってるの分かるからな。嬉しいだけだよ」

 容赦なく追い詰める指の動きのせいで、ぐちゅぐちゅと蜜壷から上がる音とその感触に優羽は抵抗できないでいた。

「こ、昂希くん……」
「あー、可愛い。脱がせるぞ」
 まだ脱いでいなかったと思い返して、くらりとする優羽だ。それに城ヶ崎はまだなのだ。

 優羽としては、もうすでに指一本動かせそうにないのに、まだまだと城ヶ崎が言ったその言葉通り、まだまだ続きそうだ。
 ──そういえば「今日は抱き潰していいんだよな?」とか言ってた!

< 239 / 284 >

この作品をシェア

pagetop