俺様弁護士は激愛を貫きとおす
「あんなんされたら、誰も手出せないねって言ってたの。すごくかいがいしくお世話してたよ」
「仕方なく、送ってくれたのかと……」
「そんなんじゃないよ。もう誰にも触らせるかって感じ。だからもうお付き合いとかしてるのかなって思ってた。昂希は高校生の頃から優羽のことが大好きだったし」
それも初めて聞いた!
「知らない」
「あら、本当? アイツ何してんのかしら。告白しなくていいのかな」
「だって、城ヶ崎くん、モテてたでしょう?」
「うん。見た目はいいし、家柄もいいしね。そういうのに惹かれる人は後を経たなかったんじゃないかな。でも、そんなんばかりで迫られても本人も嫌でしょう? だから、あまり相手にはしてなかったよ。本当に好きだったのは優羽のことだけだよ、きっと」
「そんなこと、一言も言わないから」
早紀は、あははっと笑う。
「初恋、拗らせちゃってんのかねー」
「仕方なく、送ってくれたのかと……」
「そんなんじゃないよ。もう誰にも触らせるかって感じ。だからもうお付き合いとかしてるのかなって思ってた。昂希は高校生の頃から優羽のことが大好きだったし」
それも初めて聞いた!
「知らない」
「あら、本当? アイツ何してんのかしら。告白しなくていいのかな」
「だって、城ヶ崎くん、モテてたでしょう?」
「うん。見た目はいいし、家柄もいいしね。そういうのに惹かれる人は後を経たなかったんじゃないかな。でも、そんなんばかりで迫られても本人も嫌でしょう? だから、あまり相手にはしてなかったよ。本当に好きだったのは優羽のことだけだよ、きっと」
「そんなこと、一言も言わないから」
早紀は、あははっと笑う。
「初恋、拗らせちゃってんのかねー」