太陽と月の恋
近くのコンビニで時間を潰していると、意外と早く剛くんから連絡が入る。コンビニにいる旨を伝えると、自転車に乗った剛くんがすぐ姿を現した。
「早かったね」
店内に入ってきた剛くんに言う。
「バーっと片付けて日誌書いてシャワー浴びて来た」
剛くんは早送りのようなオーバーなジェスチャー交えて話す。
「でも今急いできたからまた汗かいたんだけどね」
「代謝良すぎ」
私が答えてる最中から、剛くんは手を握りしめてきた。
確かに寒いところ来たばかりなのに、その手はポカポカしている。
「腹減ったなー」とおにぎりのコーナーを眺めだしたから「一応ご飯作ってるよ」と答える。
「え」
「作ってきたよ、今日休みだったし」
「葵ちゃんの手作り?」
「うん」
「えーじゃあもう行こう、早く行こう」
剛くんは急にニカニカとした表情になった。お酒とお菓子だけカゴに放り込んで、私たちは店を出る。
剛くんの自転車はすごくシンプルで、サドルがやたらと高くてカゴがなかった。剛くんには華奢過ぎるような気がしたけど触れないでいた。剛くんは私の隣を自転車をひいて歩く。
「早かったね」
店内に入ってきた剛くんに言う。
「バーっと片付けて日誌書いてシャワー浴びて来た」
剛くんは早送りのようなオーバーなジェスチャー交えて話す。
「でも今急いできたからまた汗かいたんだけどね」
「代謝良すぎ」
私が答えてる最中から、剛くんは手を握りしめてきた。
確かに寒いところ来たばかりなのに、その手はポカポカしている。
「腹減ったなー」とおにぎりのコーナーを眺めだしたから「一応ご飯作ってるよ」と答える。
「え」
「作ってきたよ、今日休みだったし」
「葵ちゃんの手作り?」
「うん」
「えーじゃあもう行こう、早く行こう」
剛くんは急にニカニカとした表情になった。お酒とお菓子だけカゴに放り込んで、私たちは店を出る。
剛くんの自転車はすごくシンプルで、サドルがやたらと高くてカゴがなかった。剛くんには華奢過ぎるような気がしたけど触れないでいた。剛くんは私の隣を自転車をひいて歩く。