太陽と月の恋
初夜
あっさりと新年を迎えた。
私は実家に帰ったけど、年末年始休暇の最終日、2日の夜から3日は剛くんと一緒に過ごす計画を立てたから2日の午後に出てきた。
剛くんも同様で2日の夕方戻ってくるとのことだった。
18時頃、剛くんは身軽な格好で私の部屋に遊びに来た。もう道はすっかり覚えたようで、慣れたように近所のコンビニで飲み物とお菓子を買ってきたようだ。ビニール袋が揺れている。
「あけましておめでとう」
「おめでとう」
剛くんとハグをすると、アウターが擦れてゴワゴワと音がした。
私は実家から持たされた大量のおせちの残りやら煮物をテーブルに並べると、剛くんは目を輝かせる。
私は体の向きごと剛くんの方を向いた。
「すみません、私体重計乗ってないけど太りました」
私が白状すると、剛くんは私を引き寄せあぐらの中に入れ、背後から体に腕を回しながら
「たしかに」
と笑った。その後も肩に顎を乗せながら私の少し肉付いた体を味わうように触りつつ、片手で箸を持った。
ご飯を食べながら「うまい」と笑う。その顔が好きだ。
今日、剛くんは泊まっていく。
私は実家に帰ったけど、年末年始休暇の最終日、2日の夜から3日は剛くんと一緒に過ごす計画を立てたから2日の午後に出てきた。
剛くんも同様で2日の夕方戻ってくるとのことだった。
18時頃、剛くんは身軽な格好で私の部屋に遊びに来た。もう道はすっかり覚えたようで、慣れたように近所のコンビニで飲み物とお菓子を買ってきたようだ。ビニール袋が揺れている。
「あけましておめでとう」
「おめでとう」
剛くんとハグをすると、アウターが擦れてゴワゴワと音がした。
私は実家から持たされた大量のおせちの残りやら煮物をテーブルに並べると、剛くんは目を輝かせる。
私は体の向きごと剛くんの方を向いた。
「すみません、私体重計乗ってないけど太りました」
私が白状すると、剛くんは私を引き寄せあぐらの中に入れ、背後から体に腕を回しながら
「たしかに」
と笑った。その後も肩に顎を乗せながら私の少し肉付いた体を味わうように触りつつ、片手で箸を持った。
ご飯を食べながら「うまい」と笑う。その顔が好きだ。
今日、剛くんは泊まっていく。