太陽と月の恋
22時半。シングルベッドに二人、ルームウェア姿の私とスウェット姿の剛くんがギュッと並んで横になる。
剛くんが腕を私の首の下に差し込んできた。私は剛くんの肩あたりの膨らみを枕がわりにしながら横向きで剛くんを眺める。剛くんは空いていたもう片方の手を私の腰に回してきた。
気持ちのいい睡魔が襲ってきて、私はそっと目を閉じる。
だけど剛くんが私の唇にキスをしてきた。下唇を甘噛みするように引っ張ってくるから、私は目を開けた。
「そんなことされたら眠れないんだけど」
「まだ俺寝せる気ないもん」
剛くんはそう言って顔を少しずらし、首筋の匂いを嗅いできた。
剛くんは何気ない時でもよくそうする。その後に首筋を舐めるようなキスをする。
じれったくて、愛おしくて、私の頭の中はたちまち夢中になった。
私は剛くんのパーマ頭を引き寄せて顔中に数回軽いキスをすると、剛くんは私の頭を抑えて応えるように唇にキスをしてくれた。唇が離れると「すきだよ」と言って頭を撫でてくれる。
そのまま鎖骨の下に長いキスをしてきたから、そこにアザのような跡が残ってしまった。
剛くんが腕を私の首の下に差し込んできた。私は剛くんの肩あたりの膨らみを枕がわりにしながら横向きで剛くんを眺める。剛くんは空いていたもう片方の手を私の腰に回してきた。
気持ちのいい睡魔が襲ってきて、私はそっと目を閉じる。
だけど剛くんが私の唇にキスをしてきた。下唇を甘噛みするように引っ張ってくるから、私は目を開けた。
「そんなことされたら眠れないんだけど」
「まだ俺寝せる気ないもん」
剛くんはそう言って顔を少しずらし、首筋の匂いを嗅いできた。
剛くんは何気ない時でもよくそうする。その後に首筋を舐めるようなキスをする。
じれったくて、愛おしくて、私の頭の中はたちまち夢中になった。
私は剛くんのパーマ頭を引き寄せて顔中に数回軽いキスをすると、剛くんは私の頭を抑えて応えるように唇にキスをしてくれた。唇が離れると「すきだよ」と言って頭を撫でてくれる。
そのまま鎖骨の下に長いキスをしてきたから、そこにアザのような跡が残ってしまった。