太陽と月の恋
布団にもぐって私のおへそ周辺にキスをし、たまに布団の中から見上げるように私の反応を確認してくる。

私はまた頭を撫でると、お腹を舐めて返してきた。無意識に私の口から「ねえ、すき」と出てきたからか、剛くんはゆっくり顔の方に戻ってきて口にキスをしてくれた。

「俺も」

そう言って笑う。

剛くんはゆっくり私のルームウェアの上を脱がせて、自分は上に着ていたスウェットも肌着もまとめてまるっと脱いだ。それらをベッドの下に落とす。

実は見たことがなかった剛くんの上半身が露わになる。

「筋肉すごい」

私が胸のあたりを撫でると、胸筋に力を入れて硬くした。

「最近不摂生だから脂肪ついてきた」
「ちょっとね」
「ちょっと」

剛くんは私に覆い被さってきて、露わになった私の上半身のいたるところにキスをする。口に指を入れてきたから舐めると、剛くんは少しキスをやめて「舐め方エロい」と笑った。

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